みなさまに安心・安全な中国茶を愉しんでいただくため、当社で扱う中国茶の産地は実際に足を運び、選び抜いて生産しています。
そして厳しいチェックを通過した茶葉のみ出荷。こちらではその生産過程の様子をご紹介します。
一年中穏やかな気候に恵まれた、雲南省の海抜1,900mの高原に茶畑があります。
そして少数民族のダイ族が無農薬の茶葉を1枚1枚丁寧に摘んでいきます。
木から落ちた茶葉は使いません。風味が落ちるためです。
落ちた茶葉は次の新芽の養分になります。
摘んできた緑茶の葉に均等に熱が加わるよう、職人の手でよく混ぜながら炒っていきます。
熱を通すことで成分の変化を止めます。
火加減がお茶の風味に関わってくるため、ここでの作業は大変重要になってきます。
茶葉をざるにあげ、茶葉以外の物が混入していないか、手作業でチェックを行います。
ここでは職人が目に見える範囲の異物を検査し、取り除いていきます。
大きなすべり台のような機械を使い、茶葉をふるいにかけ、細かい粉などを分別。
粉だけ下に落ちる仕組みで茶葉だけを取り出します。
人の手では分別しきれない異物を機械を使うことで茶葉の品質をより高めることができます。
100年以上、1700年の茶の樹の葉を摘み取り、緑茶を作り、それをレンガ土蔵のような倉の中に積み込んで3年〜4年寝かせ、自然に発酵させてから出荷します。
アスペルギルス・グラカスという菌が3年〜4年という長期間発酵作用し、独特の味と香りを生み出します。
寝かせた茶葉を3回目の異物検査にかける作業です。
異物を判別できるステンレス製の機械を使い、純粋な茶葉のみを袋に入れていきます。
こうした何重ものチェックは手間がかかっても欠かさないのがこだわりです。
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